横浜市の安くて早いはんこ屋


赤と青の二つの太陽のまわりを回る惑星ソラリス。不安定であるべきその軌道が異常なくらい安定していることが判明して以来、この惑星は人類の注目を浴びていました。表面はほとんど海ですが、海水には有機物がたっぷり含まれています。この「ゼリー状のシロップ」が惑星の軌道に影響を与えているのではないか、それどころが知性を持っているのではないか、という仮説(「生きている海」)が地球を沸かせます。
惑星観測のために設置されたステーションに異変が起き、その謎を解くために心理学者のケルビンが地球から派遣されます。隊員の一人はすでに死亡。残された隊員は謎めいた言動をします。そしてケルビンは、ステーションに絶対に存在するはずがないものを発見します。「お客」と呼ばれるそれは……
有名な古典の名作ですから、ストーリーについては述べる必要はないでしょう。

ファースト・コンタクト、「異質」、人間性とは、「目の前の現実」はどのくらい確かなものか、記憶の確かさ(不確かさ)と現実感、取り返しのつかない過去をやり直せたらという願い……魅力的なテーマがたっぷり含まれ、後のSF作品にも大きな影響を与えています。ただ、再読していろいろなことを忘れているのに驚きました。たとえばソラリスが「二重星の回りを回っている」という重要な設定についても私はきれいに忘れていたのです。

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